PATAPON(パタポン)の感想・レビュー

[著:がく(副管理人)]

PATAPON(パタポン)の感想・レビューです。
音ゲーの爽快感をシミュレーションに加えたような作品で、
リズムを刻んで出す指示が上手くハマると不思議な中毒性を生むゲームです。

patapon1

概要

公式ジャンルとしては「コマンドカーニバル」。
パタポンと呼ばれる生き物に太鼓を叩いて指示を出し
世界の果てを目指す、と言うのが大まかな内容になります。

太鼓に見立てたボタンをリズムに合わせて押す事で指示を出していきます。
例えば進軍の唄を刻むとパタポンが進み、攻撃の唄を刻むと攻撃するような形。

4回の太鼓(4拍)で一つの指示となり、
指示→行動→指示→行動を繰り返して進行します。

例えば進軍の太鼓「パタパタパタポン」(□□□○)と叩けば、
次の4拍でパタポン達が合いの手を入れながら進軍、
また次の4拍で指示の太鼓を叩き~という具合。

パタポン達が合いの手を入れている間に
次の指示を考えておき、敵の行動などを見ながら、
リズムを乱さずに指示を与えるのが難しくも楽しいところですね。

patapon3
太鼓の指示を受け攻撃するパタポン達。

音ゲー要素を盛り込んだアイディアゲーム

このリズムに合わせて指示を与えると言うのが単純ながら、
中々に難しく楽しいゲーム
となっており、予想以上に楽しめた作品です。

音ゲー要素と言っても、刻むリズムは四拍子、
それ自体が難しいわけではありません。

リズムを刻んで出す指示を、リアルタイムに変化する状況の中で
上手く与える
のがこのゲームのキモでしょう。

ゲーム性は大分違いますが、リアルタイムに変化する中で
上手く指示を出していくというのは「勇者のくせになまいきだ」
などを彷彿とさせる部分ですね。

音楽に乗りながらゲームをするのが好きであれば、
ノリノリでプレイ出来るゲームに仕上がっています。

素材を集めてパタポンを生み出して軍を編成したり、
武器防具を集めてパタポン軍を強化したりと、
シミュレーション要素も味わえるのもいいところでしょう。

現在3まで出ていて、全ての作品の体験版が現在も遊べるので、
気になった方は遊んでみるといいでしょう。
言葉では伝わりにくいゲームですし。

リズムに乗って指示を出すのが単純ながら奥深い要素

このゲームの何が面白いかと言うと、やはりここでしょう。
リズムに乗って指示を出すのですが、
それを戦況に応じて出すのが意外と大変でして。

前進・攻撃・防御・逃げる、と言うのが大まかな指示内容ですが、
敵の行動や距離を見ながら的確に指示を出すのが結構難しいです。

例えばボスが攻撃の準備モーションを取ったら防御や逃げを指示するのですが、
それをリズムに乗って、指示のタイミングでやらないといけません。
簡単そうに見えて、実際にやってみると焦るポイントだったりします。

ボスの行動を見て焦って指示を変えたくなっても、
決められたリズムを乱すとコンボが途切れ、逆にピンチに陥る事もありますし。

だからこそ、パタポンへの指示が上手くハマり、
リズムも刻んでいけると不思議な爽快感が得られる
のです。

リズムを切らさずに指示を与えていくと、フィーバー状態になり、
パタポンの行動が強化されるので、しっかりと繋げるのも大事ですし。
パーフェクトでリズムを刻めるとフィーバーしやすのもポイントですね。

この二つを両立するのは最初大変ですが、
上手く出来るようになると気持ちよくプレイ出来るゲームです

リズムを刻むとパタポン達が合いの手を入れながら行動するので、
その合いの手の台詞とリズム感も楽しい部分の一つでしょう。

難易度は高め

見た目に反して(?)、意外と難易度が高かったりします。
無理ゲーとは言わないものの、それなりに負けてしまうゲームです。

負けたらゲームオーバーにはならず、
単純にミッション失敗となって陣地に戻るだけなので、何度も挑戦出来ます。

ボスなんかは初見だと動きがわからず、
防御と逃げのどっちを指示していいかわからなかったりするので、
しっかり動きを覚える必要があります。

パタポンの敵として登場する
ジゴトンと呼ばれる相手との合戦みたいなステージでは、
進軍で進み過ぎないようにしたり、
攻撃と防御のタイミングを上手く図ったりする必要があります。

どちらも難しいステージは結構死ねますが、
それだけにクリアした時の達成感も中々のもの

トライアンドエラーを繰り返して戦法を考えたり、
素材や武器を集めてパタポン軍を強化したりして、
強敵や難ステージを突破するというのも楽しさの一つですね。

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武器などを揃えたり、強いパタポンを生み出して軍を強化することも可能。

シリーズとしての立ち位置

3作品出ているので、どれからやったものかと迷う人も居ると思いますし、
シリーズとしての立ち位置を記載しておきます。

1はやはり原点であり、ストーリー的に最初から知りたければ
ここからやるのが一番でしょう。

3は若干別物になった感じはありますが、
2は1の正当進化といった様相なので、1作品だけやりたいと言うのであれば、
2をやるのが一番いいかも知れません。

ボリュームとして1は10時間~15時間ほどでクリア出来るぐらいかと。
2の方がボリューム・やりこみ度も上がっています。
私は2は確か50時間以上やってたデータがありましたし。

シリーズモノは原点からやりたい人、通してプレイしたい人は1から、
とりあえず1作品だけやりたい人は2をプレイするといいでしょう。
3は路線が少々異なりますし、未プレイなら1か2からをオススメします。

全作品ベストになっていて、DL版・UMD版ともに比較的安価でかつ
体験版もあるので、色々触ってみるのもいいかも知れませんね。

総評

リズムを刻んで指示を出す、ただそれだけなのに
妙に中毒性が高くて、ついついのめり込んでプレイしてしまう魅力があります

それなりに難易度は高いですが、リズムを刻んでフィーバーし、
的確な指示を出して乗り越えた時は中々のカタルシスを感じられます。

部隊の強化や編成と言った点では2に軍配が上がりますが、
その分1は手持ちの戦力で如何に難ステージを乗り越えるかという
別の楽しさも味わえるでしょう。

今なら安価で手を出しやすいソフトで、体験版もあるので、
手頃に遊べるのも嬉しいところ。

シミュレーション好きから音ゲー好きまで、
割と幅広い層が遊べるゲームになっていると思います。

 

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2013年3月6日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:PSP

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