「俺に働けって言われても」の感想・レビュー

[著:がく(副管理人)]

「俺に働けって言われても」の感想・レビューです。
PSPのダウンロード専用ソフトとなっています。

iwaretemo1

概要

冒険者を雇ってダンジョンに送り出し、モンスターを狩らせたり
アイテムを採取させたりしながらそのやり繰りをする、
RPGを経営するシミュレーションというのがしっくり来る呼び方のゲームです。

公式のジャンルにはRPGと書かれていますが、自分で冒険するわけではありません。
タイトル通り、ニートの主人公が冒険者を雇って
そのやり繰りで家賃を払っていく、そんなゲームとなっています。

私はダウンロード専用でかつお手頃な値段という事で手を出したのですが、
予想以上に面白かったです。

確かにお値段相応、派手なバトルシーンなどはなく、
基本的に戦闘などは情報ログが流れていくだけなのですが、
冒険者の頑張りが収入に直結している為にそれだけでも十分面白くて。

ダンジョンを攻略する際もこちらからは指示が出せないので、
彼らが上手くダンジョンを制覇するのを願いながら見守るしかありません。

そこをCPU任せにせざるを得ないので、
編成や冒険者の雇い方、ダンジョンへの派遣の仕方などを創意工夫して
上手く利益を上げていくシステムがより楽しく感じられるのでしょう。

流行りのソーシャルゲームなどにありそうな感じのゲームではありますが、
そこはコンシューマー、DLCはあるもののガチャ的な要素などは一切ありません。

今までのゲームユーザーにもソーシャルでそういったゲームが好きになった方にも
オススメ出来る作品となっています。

RPG的な要素との兼ね合いが面白い

経営シミュレーションの方がジャンルとしては正確な気がしますが、
公式が言っているジャンル、RPGとしても十分楽しめる要素があるのはいいですね。

ダンジョンに潜って、ダンジョンの探索をして、敵と戦って・・・。
これらは全て雇った冒険者がする事であり、こちらが指示出来るのは
潜るダンジョン、ダンジョン内での行動方針です。

iwaretemo2
選んだダンジョンでの行動指定はこんな感じ。おおまかな方針を決めてパーティを送り出します。

なので探索や戦闘は見守るしかありませんが、
特にボス戦などは予想外に長期戦になってたりして、
なかなかハラハラさせられます。

ダンジョン内で入手した素材は武器・防具屋で売ることで収入とする事が出来る他、
売った素材の種類に応じて新しい武器防具も入荷されるので、
冒険者の装備の充実を図るためには必須となってきます。

これらのRPG要素を上手く使いつつ、経営として黒字を出していきながら
家賃を払っていく、そのバランスが面白いゲーム
ですね。

滞納してた家賃分があるので、最初の1ヶ月を過ぎると
いきなりの借金スタートになったりと、
経営に必死にならざるを得ない仕様も面白いですし。

安定した収入を目指しつつも、
新しく出てきたダンジョンを攻略する楽しみも味わえる、
そんな経営とRPGの融合がすごくいい形で出来ているゲームでしょう。

お手頃な価格とそれ相応のグラフィック

ゲーム性としては非常に面白く、更に価格も現在のPSNでの定価が1000円とお手頃
すごく手を出しやすいゲームだと思います。
時々セールで更に安い時もありますが、1000円でも十分安いです。

ですが、値段相応というか、グラフィックに関しては
必要最低限の作り方をしてありますね。

別段悪いところ、というわけではありませんが、
戦闘シーンなんかは先述の通りありませんし(ログが流れるだけ)、
キャラクターも一枚絵はついていますが、それが動くシーンなどはありません。

iwaretemo3
ダンジョン攻略中はこんな感じ。ログとアイコンなどで何をしているかわかります。

あくまでRPG要素のある経営ゲームなので、十分だとは思いますが、
ゲームにそういった派手さを求める人には向いてないゲームだと思います。

地味に経営をしていきながら、上手く脳内で補完していく、
そういう楽しみ方が出来るとより満喫出来るでしょう。

個人的にはゲームに必要な部分のビジュアルは揃ってますし、
値段から考えても妥当な作り方がしてあるのはむしろ高評価ですね。
何より肝心のゲーム内容が面白いので

DLCについて

大きく分けて3種類のDLCが本ゲームには存在します。
本ゲームのディレクター自ら、DLC無しの状態でゲームバランスは調整した、
と語っているだけあって、無くてもゲームの進行には支障はきたしません

あるとより楽にゲームを遊べたり、新しい職業を使えたりする、
という感じですね。
私はゲーム自体が面白かったので、より楽しみたくて結構アレコレ購入しました。

大きく分けて3つのDLCがあります。

職業追加

DLC職業は侍・セルファン(メイド)・巫女・エクセキューショナーの4つです。
侍やセルファンは本編にも固有キャラクターとして登場しますが、
一般の冒険者として雇うためにはこのDLCを購入する必要があります。

今はまとめて販売もされているようですね。

なくてもゲーム進行に問題ありませんが、DLCの値段自体もお手頃なので、
興味があったら買ってみるといいかも知れません。

私はゲームが面白かったので、より楽しむ為に購入しました。
どの職業もDLCだけあって基本的に強いです。
特にセルファンは非常に便利な職業なので、かなり頼りになりました。

ダンジョン追加

新しく行けるようになるダンジョンが追加されます。
そのダンジョン固有の敵が居て、
その素材を使って作れる武器などもあったと思います。

ただ基本的にダンジョンのレベルが高く
挑戦出来るのはある程度後半にはなるでしょう。

こちらは職業に比べるとゲームバランスに介入する要素が少なく、
ある程度遊んだ人へのおまけ、といった印象でしょうか。

購入しましたが、そこまで大きな変化を得られたという感じもなかったですね。
単純に攻略出来る場所を増やしたい時に買うのがいいでしょう。

ゲームの快適化アイテム

経験値の入手量を上げたり、ボーナス資金を得たり、と
直接ゲームに介入出来るDLCですね。

単純にゲームを楽に進めたい、快適に進めたい場合
自分の要望にあったものを買うといいでしょう。

私はある程度プレイした後に、冒険者の育生のペースアップを図りたくて
経験値アップ系のDLCを購入しました。
ついでに経営も楽にしてしまおうと、ドロップ率アップのDLCも手を出しました。

これらを買うと目に見えて経営が楽になったりしますね。
特にドロップ率アップは単純に収入が増えやすくなるので、
ゲーム難易度が高く感じる場合にオススメのDLCです。

勿論、元のゲームバランスを楽しみたい人には無用のDLCかも知れません。
遊び方の幅をこういう形で広げる事自体は私は歓迎ですが。

総評

お手頃な価格で遊べる、RPGと経営を融合させたアイディアゲーム
と言った印象の作品です。

何より発想の勝利と言うか、こういうスタンスなら確かに
低価格での発売も可能なんだと目から鱗のゲームでしたね。

値段を考慮しなくても、ゲームとして充分に楽しめた作品です。
経営系のシミュレーションは普段ほとんどしないのですが、
RPGとの融合と言うのが私からすると取っ付きやすくて嬉しかったですし。

DLCも遊び方の幅を広げるようなものばかりで、
更にそちらの値段もお手頃なのも良かったですね。

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2012年11月21日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:PSP

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