ロックマン9 野望の復活!!の感想・レビュー

[著:ショウ(管理人)]

ロックマンシリーズの9作目となるソフト。
8の路線から打って変わりファミコン時代にいい意味で逆戻り。

ロックマンらしく、気軽に、そしてガッツリ遊べるアクションゲームです。

megaman9_1

概要

「新しいけど懐かしいロックマン。
 少年の日のドキドキをもう一度!」

というキャッチコピーを引っさげて
ロックマン8の発売から実に約12年ぶりに発売されました。

ダウンロード専売となっているので購入するにはネット環境が必須となっています。

購入のきっかけ

私事なのですが、
ロックマンシリーズはファミコンの初代からPSの8まで全てプレイしていました。

で、なんの気無しに
「そういやロックマン9って出てないの?」
と思いネットで検索したら発売されていて。

ただダウンロード専売で、
さらに購入前までPS3は完全にオフラインで使っていたので、
ロックマン9遊びたさにPS3のオンラインデビューを迎えることに。

PS3をネットに接続して遊ぶきっかけになり、
そして初めてPlayStationStoreで購入した
私にとっては色々と思い出深い作品です。

良かった点

個人的にロックマンといえば
ファミコンシリーズのあの等身、あの音なので、
実は7と8はそこまで好きではありません。

なので原作回帰となったロックマン9は
私にとってはそれはもう嬉しい限りでありました。

スライディング廃止!チャージショット廃止!

まずプレイして「ほぉー…。」と思ったのが、
スライディングとチャージショットが使えないこと。

8ビットゲーム機時代を再現!とはいえ、
まさかロックマン2の時代にまで戻るとは思いませんでした(歓喜)

だから初期状態のロックマンができるのは
「歩くこと」と「バスターを打つこと」だけ。

これにより難易度がちょっとシビアになっています。

しかしその分、ボスを倒すと手に入れる特殊武器の性能が高く
これが攻略のキーポイントになっています。

ボスキャラの無敵時間が短い

攻撃を当てるとボスに一定の無敵時間が発生しますが、
その時間が3以降に比べると短いです。

無敵時間が短い分どんどんボスに攻撃を当てられるので、
スピーディーな戦いが展開されてストレスなくプレイできますね。

ばしばしバスターを打って、がしがしボスの体力を減らすのは快感です。

やっぱこのセレクト画面だよね

ロックマンと言えばこの画面は欠かせませんね。

megaman9_2
ロックマンを中心に8体のボスキャラ。この配置は伝統ですね。

これだけでもテンションが上がってしまう私は
きっとロックマンを楽しむために生まれてきたのでしょう。

なお上記画像右下のボス「スプラッシュウーマン」を初めて見た時に
ついに女性型ボスキャラまで出現したか!とちょっと驚きました。

ただし女性型とはいえ強さはやはりボスキャラ。初見の時は結構苦しみましたね。汗

今作も秀逸なBGMと効果音

そしてロックマンを語る上で外せないのがBGMと効果音。

時に激しく、時に切ない感じもするステージ音楽は
しっかりとプレイを盛り上げてくれます。

特にワイリーステージの曲は会心の出来ですね。

もちろんボス選択時に流れるお馴染みの「テレレッテレーレー」も健在。

またワイリーのあのUFOの音も、そしてアイテムを取った時のあの回復音も
初期ロックマンを忠実に再現しています。

当然ハードがハードなだけにファミコンと同じ音質ではなく
あくまでピコピコ音"風"ではありますが、
これはぜひプレイして聞いて欲しいですね。

全体的な難易度はシリーズの中でも高め

ロックマン9の難易度ですが、
全ロックマンシリーズの中でも高い方だと思います。

私の中ではファミコンの初代ロックマンが一番難易度が高く
次点に2,3、以降はナンバリングを重ねるごとに簡単にというイメージですが、
今作の難易度は2をさらに難しくした感じですね。

ただ難しさの質が昔とちょっと違う印象を受けました。

これは後述の悪かった点で述べていますが、
一口に言えば"悪意ある難しさ"と言えるでしょうか。

でも簡単にクリアできるロックマンなんて私は望んでいませんでしたので、
難しさはむしろ長所。基本的に大いに歓迎でありました。

それでも物足りない方へ

ただこの難易度でも物足りない方には、
より高難易度の「HERO MODE」・「SUPER HERO MODE」が用意されています。

ボスキャラクターは強くなりませんが、
ステージ中の敵の配置がよりいやらしくなり、
かなり覚えゲーの要素が強くなります。

またその他の要素として、
シリーズお馴染みのキャラクター「ブルース」を使ってプレイする
「ブルースモード」もDLCではありますが用意されています。

ブルースはロックマンと違いスライディングとチャージショットが使え、
さらに盾を用いることにより相手の攻撃を跳ね返したりできるのですが、
欠点としてロックマンが受けるダメージ量の倍のダメージを受けます。

なので無理なプレイをすると瞬殺。

難易度としてはロックマンよりもブルースを使うほうが高いですね。

かなり四苦八苦しながらクリアした思い出があります。

クリアできるか不安なんだけど…

「アクション苦手なんだけどクリアできる?」
不安になる方もいるかと思いますが大丈夫です。

そんな時のために、今作でもステージ中で手に入るネジと
各種アイテムを交換できるショップが用意されています。

megaman9_3
1UPにE缶に即死防止に至れり尽せり。

なので初心者の方でも問題ありません。
ネジを貯めるちょっとの根気さえあればクリア可能です。

こういった配慮もなんだかんだでよく出来ているなと感じますね。

悪かった点

とまぁ思い出補正もかなり強いロックマンなんですが、
それでも「これはちょっと…。」と思った点もあります。

製作者の意図が見える仕掛けの多さ

はい、これが上述した"悪意ある難しさ"というやつです。

例えばこういう感じで、針がわんさか用意されていて、
ジャンプ&足場の微調整が欠かせない場面とか。

megaman9_4ジュエルマンステージより。針に触れればもちろん即死。おまけに足場も左右に動く。

そうなんです。
一言で言えば、初見殺しが多いんです。

「なんだよ!そういう仕掛けかよ!」
って思わず呟いてしまうやつですね。

敵が多いとか、ボスキャラの攻撃が過激といった純粋な難しさではなく、
「とりあえず1回ここで死んでもらおう」という
製作者のいじわるな声が聞こえてきそうなギミックが過剰に存在します。

そういったものが全く無いのも興醒めではあるんですが、
もう少し減らしてくれれば丁度良かったような気がしますね。

ただこの点以外は楽しくプレイできましたので、
全体的にはよく出来てるといっても過言ではないでしょう。

DLCについて

難易度の点で先述した「SUPER HERO MODE」・「ブルースモード」の他に
「スペシャルステージ」というDLCも販売されています。

これはDLC専用のステージなんですが、
難易度は通常のステージよりも若干高めです。

本編をプレイして気に入ったら買ってみる程度でいいでしょう。

DLCの全体的な内容としては、
「通常ステージが簡単過ぎて参ったなー」という方と相性抜群ですね。

オススメしたい人

まずファミコンのロックマンシリーズを
楽しんでプレイした経験がある方には絶対にオススメです。

きっと懐かしい感覚にひたって楽しくプレイできます。

またアクション好きな方にも勧めたいですね。
あとはロックマンの音楽が好きな方にもぜひ。

今回もいい曲・いい音揃ってます。

ワンポイント攻略

どうやってステージやボスを攻略するかはロックマンの醍醐味とも言えるのですが、
とりあえず覚えておくといいことを3点ご紹介。

最初に倒すボスでお勧めはギャラクシーマン

今作はボスの特殊武器が強力ではあるものの、
初期状態のロックマンはバスターのみ。

ですので、どのボスから倒すかも重要です。

もちろんどのボスも、ゲーム上はバスターのみで倒すのはできますが、
その中でも一番楽と思われるのがギャラクシーマン。

パターンが読みやすく、攻撃も控え目。
さらにステージもそこまで難しくありません。

アクションが苦手な方でも慣れればE缶無しで余裕で倒せると思います。

敵の多さや配置に困った時はジュエルサテライト

「敵が多くて困った…。あそこに着地すると邪魔してくるし…。」

そんな時はジュエルマンを倒すと手に入る特殊武器、
ジュエルサテライトをオススメします。

はっきり言ってこれはバランスブレイカー。

ロックマンの周りをバリアし、バスターで倒せない時も倒す。

しかも敵を倒してもバリアは場面が切り替わるまで消えない。

できるだけ使わないことをオススメするほどステージの難易度が一変します。

移動で困った時はラッシュジェットでショートカット

今作もロックマンでお馴染みの"消える足場"が用意されています。

一定のパターンで出現したり消えたりするやつです。

なのでパターンを覚えないと落下して即死します。

もちろん純粋に覚えて攻略するのもいいですが、
無理!と思ったらラッシュジェットを使って
できる限り着地する足場の数を減らしてみましょう。

ロックマン2をプレイした経験がある方向けに言えば、
ヒートマンステージのトラウマであるあの足場を
アイテム2号で一気に超えちゃえ!ってことです。

これら3点を覚えておけば
困った時でもだいぶ楽にプレイできるんじゃないかと。

総評

ロックマン9は全体的にファミコンのロックマン2を
強烈に意識して作られている印象を受けました。

まさに原作回帰。看板に偽りなしの納得の出来です。

販売価格も安いですし、クリアするのに時間もかかりません。

慣れれば1時間程度でエンディングを迎えられますので
ちょっと遊びたい時にもうってつけ。

もちろん最新ハードでのプレイなので、
昔のパスワード画面のようにメモもする必要なく、
ボタン1つでセーブが可能です。

「やっぱりロックマンって楽しいな~。」

そう思わせてくれる良作でございました。

 

タグ

2012年6月24日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:PS3

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

レビュー記事やソフトへの感想・質問など気軽にコメントどうぞ~(^o^)/

コメントを投稿するにはログインしてください。

このページの先頭へ