FINAL FANTASY 13の感想・レビュー

[著:がく(副管理人)]

ファイナルファンタジー13の感想・レビューです。
賛否両論の多いゲームですね、個人的には割と好きな作品です。

FF13_1

概要

ファイナルファンタジーシリーズの
ナンバリングタイトル13作目です。

ハイクオリティなグラフィックはFFシリーズ最新作らしい、 非常に素晴らしい出来。 音楽も浜渦正志さんが手がけ、非常にいいものとなっています。

一方で一本道過ぎる、ストーリーが意味不明、
固有名詞が多すぎる
など、マイナス評価を呼んだ部分も多数。

発売した当時は色んな意味でネットを騒がせた作品でした。

個人的にはその評価はあながち間違ってないと思っています。

私も戦闘・音楽・映像の3つの部分は非常に楽しめましたが、
それ以外の部分は正直・・・と思う点も多々。

ただ楽しめた部分の面白さに関しては間違いなく、
結局いつものようにプラチナトロフィー獲得ぐらいまではやり込みました。

どの部分を楽しんだか、楽しめなかったかによって
評価が大きく変わる作品でしょう。

映像と音楽は素晴らしい

映像に関しては素直に感心しました、本当に綺麗で。

ファンタジーの世界を再現という意味でも
非常にしっかりと作りこまれたグラフィックになっています。

ムービー部分だけでなく、通常のキャラを動かせる状態での
グラフィックにおいてもムービーと遜色ないほど。

昔に思い描いていた
「ムービークラスのグラフィックでキャラを操作出来たら・・・」
そんな夢が現実となったと私は感心しました。

その映像を盛り上げる音楽の出来も素晴らしく
私はサウンドトラックも購入しました。

今回の楽曲は浜渦正志さんが担当され、
私個人が浜渦サウンドが好きだったというのもありますが。

特にそんな映像と音楽、双方で印象に残ってる場所が、
FF13の中でも比較的有名なサンレス水郷です。

ここに初めて訪れた時は感動し、
音楽を聞きながらあちこち眺めたりしてましたね。

FF13_2
非常に綺麗なフィールドと音楽の印象的なサンレス水郷。

しかし肝心のストーリーが・・・

せっかくの映像と音楽なのに、それを活かす為の
ストーリーの出来が問題なのが本作です。

良くネタで言われる「コクーンのファルシのルシ」みたいな
知らない人が聞いたら全く意味の分からない固有名詞もバンバン出てきます。

上記のはネタで使われますが、それが本当にストーリー中に普通に登場しますし・・・。

訳の分からない固有名詞だけならともかく、
話の内容自体も正直面白いとは言えません

私が持った印象ですと、黒幕のいいように主人公達が踊らされ、
途中で主人公達が思い通りにはならんと思いつつも、
結局最後まで思い通りにされるも、奇跡で何故かハッピーエンド、というもの。

ストーリーの根幹にあるものがどうしようもない上に、
更にそれを装飾するキャラクターの台詞回しなどにも
センスを感じないのも問題です。

せめてそこに何かしらいい部分を感じ取れれば、
多少はキャラクターに感情移入も出来たのですが・・・。

イベントの挿入も多く、普通に進めたら
プレイしてた時間の半分はイベントを見てたんじゃないか
思う本作においては致命的な部分です。

イベントシーンをスキップ出来るのが最後の良心に感じられる程。

勿論、こういう話は個人の好みも反映されるので、
あくまで私の意見として、ですが。
物語としてはFF史上最低クラスだと私は思っています。

戦闘は面白い、がそこまでに時間がかかる

ストーリーに関しては擁護のしようもありませんが、
戦闘に関しては非常に出来が良かったと思います。

ただ、戦闘も面白くなるまでに時間を要するので、
そういう意味で評価されづらいというのはあるでしょう。

FF13のバトルシステムはオプティマという、
予め設定しておいた役割分担を切り替えながら戦います。

キャラクターはそれぞれ幾つかの役割(ロール)を持っており、
種類は物語を進める毎に増えます。

プレイヤーはリーダーキャラ以外にコマンドを指定する事が出来ず、
リーダー以外のキャラはそのロールに従って、CPUが操作します。

なので、戦闘の状況によって予め設定しておいたオプティマを切り替えながら
臨機応変に戦っていく
、と言うのが本作の醍醐味です。

FF13_3
臨機応変にオプティマを切り替えて戦う。

また本作はブレイクゲージというシステムも導入されており、
相手のゲージをMAXまで溜める事でブレイク状態に突入。
ブレイク状態では与えられるダメージが跳ね上がります。

当然攻撃の手が多いほどブレイクゲージは溜めやすく、
ロールによってもブレイクゲージを溜めるロール、
ゲージを減少させづらくさせ、攻撃力の高いロールなどがあります。

逆に言えば回復などのロールを多目にするとブレイクさせづらく、
結果としてこちらの与えるダメージも少なくなり、
戦闘に時間がかかるなんてことも。

その相手のゲージとパーティのHP状況などを把握し、
上手く状況に応じたオプティマを切り替える事を楽しめるようになると
本作の戦闘は断然面白くなるでしょう。

そういう意味でもある程度ロールやアビリティの揃う
後半の方が戦闘自体が面白く、そこの面白さにたどり着くまでが
長いと言うのが大きな欠点にもなっていますね。

その他の点について

11章から本番

これもよく言われる事ですが、全13章の本作なのに、
本番は11章からと言うのはあながち間違っていません。

11章で訪れるマップからはそれまでと違い、
再訪する事ができ、ミッションなどの横道も楽しめます。

それまでのマップに一切再訪出来ないという点の方が問題ではありますが・・・。

11章からやり込みという点でも出来る事が増え、
初来訪時点では敵わない様な強敵も居ます。

そこまでたどり着くのに時間を要するのは問題ですが、
本作を楽しむ為にも是非たどり着いて欲しいですね。

戦闘が難しいという人に

XBOX版が発売された後、PS3にもパッチが来たので、
今ならどちらのバージョンでも難易度イージーを選べます。

レアドロップが出ないというデメリットはありますが、
それ以外には特に不都合は出て来ません。

本作の戦闘は面白いのですが、オプティマの切り替えや判断などは
慣れるのに時間がかかるかも知れません。

召喚獣戦など、比較的難易度の高い戦闘もあるので、
先に進む事を優先したい人はイージーも選択肢に入れておくと
本作の面白さを堪能出来る後半へ進みやすくなるかと

戦闘では負けてもリスタートでき、基本的にメニューが開ける状態から
再開出来るので、どうしても勝てない場合などは
その戦闘だけでも難易度を下げると楽になるでしょう。

総評

楽しめる部分の出来は本当に良く、
やり込んだりする上でもかなり遊べます。

それだけに微妙な部分の出来が本当に勿体無い作品です。

歴代FFシリーズを楽しんできた人には基本的にオススメ出来ません。
やはりFFは物語含めて楽しんできた方が多いと思いますし。

自分のように歴代シリーズも好きで楽しめる人も居ますが、
従来のFFとは違う作品に仕上がっています。

RPGをやる上で物語に比重を置く人にはオススメ出来ませんね。
戦闘を楽しみつつ、映像と音楽を堪能する
そういう遊び方が出来る人には非常にいい作品だと思います。

 

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2012年9月19日 | コメント/トラックバック(6) |

カテゴリー:PS3

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コメント

  1. isora より:

    たしかに賛否両論あるでしょうね。このゲーム。
    自分は結構楽しめました^^
    13-2も買っちゃったくらい^^

    なんやかんやでいいゲームでしたね。・・・シナリオ以外は。

    • がく より:

      isora様、コメントありがとうございます。

      私もかなり楽しんだ人間ですねー、戦闘は特に。
      やはりシナリオはどう頑張っても擁護出来ないものでしたがw

      FF13-2は最近買って今まさにプレイしていますよ~。
      相変わらずシナリオは微妙な感じはしますが、戦闘などの面白い点も十分あるので、
      またプレイが終わったらレビュー・感想も書く予定です。

  2. はるのおきな より:

    はじめまして。レビュー読ませていただきました。

    FF13ですが、評価そのものが大変難しい作品であったと思います。
    おっしゃるように映像・音楽・戦闘といった部分的な要素は凄いのですが、全体を評しようとすると本当に難しい。
    きちんとまとめ上げた副管理人さんには敬服いたします。

    私の中ではFF13は「万人に理解しがたい芸術作品」であったと結論づけています。
    私も一応ゲームレビューのようなものを書いてはいますが、
    芸術を理解する心は無かったので、このゲームのレビューは放棄してしまいました。

    • がく より:

      はるのおきな様、コメントありがとうございます。
      わざわざ当方のサイトまで足を運んでいただいて恐縮です。

      まとめ上げたと言ってもらえたのは嬉しい限りです!

      FF13は良い点・悪い点が両極端すぎて、全体としてどうかと言われると確かに難しい作品ですね。
      3行で説明は出来ても、一言で面白かったか教えてと言われると困る類のモノだと思ってますw

      芸術的な作品、そういう見方もあるんですねぇ。
      私も正直芸術とかは疎いので、そういう意味でFF13を理解したとは言えないかも知れません。
      ですが、部分的でも楽しむ部分があっただけでも、ゲームとして評価出来ると思いこういったレビューに至りましたね。

      はるのおきな様のレビューもまた参考にさせて頂きます。

  3. tennne より:

    本来物語の中で語られるべき内容がテキストを読むことで理解できるというのが
    製作者が物語の中で語ることを放棄しているかのようで残念でした。

    戦闘はおっしゃるとおり、オプティマ次第で難易度が激変する戦闘バランスが絶妙でした。戦闘は楽しかったので最終的にアレと戦えると思ってがんばっていたんですけど。

    • がく より:

      tennne様、コメントありがとうございます。

      ストーリー解説は最近の作品はついてる事が多いですが、
      FF13はそちらを読まないと理解出来ない部分が多すぎるのが問題でしたねぇ。
      製作者の表現力という意味でも、シナリオは残念なものでした。

      戦闘は間違いない面白さでしたね。
      最終的な面白さにたどり着くまでが長すぎるのは本当にキツイところですがw


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