シアトリズムファイナルファンタジー(iOS版)の感想・レビュー

[著:ショウ(管理人)]

2012年2月に3DSで発売されたシアトリズムファイナルファンタジーですが、
同年12月にiOS版の配信が開始されました。

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3DS版でかなりハマったので、
配信が開始されてすぐに購入可能な全キャラ・全曲を購入。

あらかた新曲や新機能を堪能したので、
3DS版との違いなどをメインにレビューしたいと思います。

ちなみにオススメ楽曲については
以下の別記事にまとめておりますので併せてご覧下さい。

・シアトリズムファイナルファンタジー(iOS版)のオススメ曲一覧
http://oretekigame.com/ds/tff-recommendmusic/

なお私がプレイしているハードは「iPad3(第3世代)」となりますので、
iPhone5などのiOS搭載機器とは操作性も画面サイズも大きく違います。

その点ご理解の上、読み進めて頂ければ幸いです。

概要

シアトリズムファイナルファンタジーは
FFの数々の名曲をバックに音ゲーが楽しめるというゲームです。

楽曲は歴代FFシリーズからチョイスされており、
iOS版ではFFタクティクス・FFクリスタルクロニクルの曲など、
3DS版では無かった楽曲も用意されています。

ソフトのダウンロード自体は無料で、初期状態では

  • FF7:片翼の天使(ラスボス戦)
  • FF10:ザナルカンドにて(オープニング曲)

の2曲のみが同封されています。

またキャラクターは各FFシリーズの主人公が最初から使用可能。

そこから、気に入った曲や欲しい曲・キャラクターがあれば
基本パックや楽曲・キャラクターを各自購入していく形になります。

ちなみに全曲・全キャラクターを買うと
軽く20,000円を超えます…(;´∀`)

さすがに一瞬だけ躊躇しましたが、
新品ソフト3本分の価値があるか?と考えたら、
私の脳がGOサインを出したので大人買いしてしまいました。

3DS版との違いはなんなの?

すでに3DS版をプレイされている方もそうでない方も
一番気になるのがこの部分ではないでしょうか。

3DS版かiOS版の片方だけ持っていればいいのか、
それとも両方持っていても楽しめるレベルなのか。

その点を重視して、メインとなる楽曲・譜面を中心に、
システム面、操作性に関わるハード面など、
3DS版との違いを1つ1つ解説していきます。

曲数に違いはあるのか?

まず曲数ですが、
3DS版で全DLC楽曲を購入した場合と
iOS版で全楽曲を購入した場合で比較すると、
どちらも約110曲前後の収録数になります。

なので、曲数自体に大きな変わりはありません

ただし収録されている楽曲が少し違います。

例えば、iOS版では

  • FF4:赤い翼(オープニング曲)
  • FF8:Fisherman's Horizon(町のテーマ)
  • FFT:Antipyretic(ガフガリオン戦で使わてるのが有名)

など、3DS版ではプレイできない楽曲が
購入できるようになっていたり。

逆に、

  • FF4:愛のテーマ(イベント曲)
  • FF8:Waltz for the Moon(ダンスシーンの曲)
  • FF9:その扉の向こうに(エンディング曲)

など、主に3DS版ではEMSとして遊べる曲が
結構リストラされていたりします。

※EMSとは?
イベントミュージックステージの略で
各FFシリーズの歴代ムービーを背景に
リズムを刻んでいくタイプのもの

また3DS版でEMSだったFF7のエアリスのテーマは
なぜかBMS(バトルミュージックステージ)になっていたり。

それにしたがって、
iOS版では当時のムービーを見ることもできません。

正直音ゲーとしては色々と邪魔だったムービーですが、
それなりに当時プレイした思い出もたくさんあるものなので、
やっぱりムービーは欲しかったかなぁというのが個人的感想です。

以上余談も挟みましたが、
まず曲数に関してまとめますと

3DS版とiOS版の収録曲数自体は大差はないが
収録曲そのものが若干違う

という内容になります。

譜面の違いはあるのか?

基本的に3DS版とiOS版では同じ曲が多いので、
当然譜面も同じ…と思いきやこれが違います

シアトリズムの操作は
タッチ、スライド、ホールドの3種類ですが、
ものすごく乱雑に言えば、iOS版は3DS版に比べて
単純なタッチが増えて、スライドが減った感じです。

おそらくiPhoneやiPadでのプレイを考えての変更だったのでしょう。

曲の例を挙げていくと、
この傾向が顕著だったのがFF8:Force Your Way(中ボス戦)とか。

この曲の3DS版の一番難しい究極譜面は
序盤にタッチとスライドが激しく用意されているのですが、
iOS版になるとちょっと休める部分が多かったり
非常に楽になっていました。

逆に新しく追加されたFF4:赤い翼(オープニング曲)は、
それはもうそれはもうタッチの連打が激しくて

あとFF6:妖星乱舞(ラスボス戦)は、
3DS版より明らかに難しくなっています

というより、タッチする回数が3DS版の時よりも多く、
配置も曲の流れの通りに連続タッチする感じで結構いやらしかったり。

こんな感じで、曲によっても
リズムの取りづらさ的に難しくなっていたり、
逆に休みが増えて簡単になっていたりと、
結構まちまちな印象ですね。

ただ全曲通しての印象としてまとめると、

新しく追加された曲は基本難易度が高く、
3DS版にもあった曲は若干難易度が落ちてる、

実際にプレイしてそんな感覚でした。

もちろん3DS版での曲の慣れもあるとは思いますが、
それを差し引いても新規曲は若干難易度高めだと思います。

一部楽曲は大幅変更&収録位置が違う

個人的に一番大きい変更点ですね。

もちろん後述するクエストメドレーモードなど
システム的に新しく追加されている面もありますが、
それを上回る嬉しいサプライズがここです。

詳しく解説しますと、楽曲で言うと以下の3つ、

1.FF8:The Extreme(ラスボス戦)
2.FF9:最後の闘い(ラスボス戦)

3.FF9:破滅への使者(クジャ戦)

は大幅に改善された楽曲の例です。

まずFF8:The Extremeですが、
3DS版では曲の最初から始まっていたのが、
iOS版では激しい曲調に変化する部分から始まります。

そして、3DS版では
「ここから盛り上がるのに…!」というところで曲が終わるのに対し、
iOS版では曲が1ループする最後までしっかり用意されています

これは本当に嬉しかったですねぇ。
ホント3DS版では「えっ…?」とガッカリした部分だったので…。

以下は実際にプレイしていた時の歓喜のツイート内容。

次にFF9:最後の闘いですが、これも上記のThe Extremeと同様、
曲の開始位置が盛り上がる部分からになり、
その勢いのまま最後まで1ループプレイできる納得の出来です。

最後のFF9:破滅への使者に関しては
3DS版と開始位置はそのまま同じなのですが、
曲の長さが3DS版よりもプラスされていて中途半端に終わりません

これも初めてプレイした時はこんな感じで感動してましたw

ということですが、この3曲は特に良かったですねー。

FF8とFF9は全体的に3DS版よりも出来が良かったです。

特にFF8は楽曲構成から譜面内容まで、iOS版の中では
全FFシリーズの中で一番よく出来ていると思います。

ちなみに個人的に好きなFF3はあんまり変化がなかった
むしろ簡単になり過ぎていた、残念。

3DS版に無くてiOS版にある機能

続いてシステム面のお話となりますが、
iOS版で新たに追加された機能の中で大きなものとしては

1.クエストメドレーモード
2.エディットモード
3.幻影譜面

の3つが挙げられます。

順番に解説していきますと、
まず1.クエストメドレーモード

これは自分が購入しているプレイ可能な楽曲の中から
FMSとBMSを1つずつランダムで選んでプレイできるというもの。

3DS版をプレイしている人向けにわかりやすく言えば、
カオス神殿が全部の曲で遊べるようになった
という感じでしょうか。

無事キャラクターのHPが0にならずにクリアをすると
コレカや後述する幻影譜面の欠片を集められたり、
経験値が2.5倍になったりと色々特典がついてきます。

ただし一度でも死んでしまうと最初からやり直しですので、
パーティーに回復役を入れたりとするといいでしょう。

またボスを倒すと経験値が上がったり
手に入るコレカの枚数が増えるので、
攻撃力の高いキャラクターも入れたいですね。

このモードは各キャラクターのレベルやアビリティを考えて
バランスよく4人チームを編成したりと
RPG的な要素が含まれる部分になりますので、
FFファンには嬉しいポイントではないかと思われます。

ただしあくまで持ってる楽曲の中からランダム、なので
買ってる曲が少ないと同じ曲ばかりプレイすることになるのが難点です。

続いて2.エディットモードですが、
これはそのままの意味で、こんな画面で自分オリジナルの譜面が作れます。

tff-edit
タッチで譜面を置いていったりとインターフェースは非常にわかりやすい

時折プレイしていて「この曲のここはもっとこうした方が…。」
思ったことがある方もいるかもしれませんが、
その悩みがこのモードで解消できます。

…と、言いたいところではあるのですが、
これはまじめに作ろうと思ったら結構大変でした。

特に曲の雰囲気は壊さず、
かつやっていて気持ちいい&飽きない譜面となると、
なかなかハードルが高いなと。

とりあえずまずは模倣からと、
FF3:バトル2(中ボス戦)の3DS版の譜面を
エディットモードでそのまま作成してみたのですが、
それだけでも完成に1時間以上はかかりました…。

かなりリズムを細かく刻むことができるので、
作っていて知らない内にタッチする部分がズレて
再生してみるとリズムを乱していることがよくあります
(汗)

反面、3連符連続などトリッキーな譜面も作れますが、
基本たっぷりと時間が取れる時にやりたいモードですね。

キャラメイクとか時間をかけてこだわる人なんかは
結構向いているんじゃないかと思ったりします。

ちなみに初めて作る際には、
ぜひゲーム内のヘルプを読んでから作成してみて下さい。

譜面作成のコツや押さえるべきポイント満載です。

あと、作成した譜面はユーザー同士で共有でき、
他人が作った譜面をダウンロードして遊んだり、
逆に自分がアップロードしたりできます。

で、実際にユーザー譜面もいくつかダウンロードして遊んでみましたが、
さすがに当たり外れが大きく、あまり積極的には手を出していません。

一本調子な譜面だったり、むちゃくちゃな難易度の譜面だったりで、
曲の良さよりも難しさのみに特化しているようなものが多く
今のところあまり良い印象がない
ですね…。

やればやるほど、公式スタッフの皆さんの
丁寧な譜面作りに感謝したくなるモードです。

そして最後の3.幻影譜面ですが、
これは最初に解説したクエストメドレーモードを進めていくと
幻影譜面の欠片というアイテムが手に入ります。

このアイテムを各曲の難易度ごとに4つ集めると幻影譜面が解放され、
該当する曲の別バージョンの譜面をプレイすることが可能になります。

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4つ集めて初めてプレイ可能になる。何度もクエストメドレーモードを繰り返すべし。

で、この幻影譜面。
基本的に難易度は高めです。

個人的に苦労したのはFF10:ノーマルバトルの幻影譜面で、
購入するとプレイできる譜面とはまるで別物と言わんばかりの難易度。

タッチ、スライド、ホールドを絶妙にいやらしく組み合わせていて、
動体視力が追いつかずスライドの方向を見誤ることもしばしば。

なかなか歯ごたえのある譜面となっています。

あと幻影譜面に関してもう1点お伝えしておきたいことが。

幻影譜面は各曲の各難易度毎に用意されているので、
実際には1曲購入すると、基本2譜面、熟練2譜面、究極2譜面の
計6譜面分のプレイが可能
となります。

自分が好きな曲なんかは譜面を変えてもう1度楽しめるので、
そういう意味でも気になる曲は買ってみるのもアリかと思います。

iOS版の難点

ということで、楽曲やシステム解説などをしながら
良かった点、悪かった点をお話してきましたが、
ここからは主にiOS版での操作性に関するお話です。

なお私はiPhoneを持っておらず、これまでのお話もそうでしたが、
これからの話は特にiPad3(第3世代)というハードが関わってくるので、
iPhone5などのスマートフォンにそのまま当てはまるかは不明です、ごめんなさい。

指かペンか、はたまた別のアイテムか、それが問題だ

iOS版シアトリズムをプレイする上で一番のハードルが
この入力機器、つまりどうやって操作するかだと私は考えます。

素手でプレイすると指紋ベタベタで嫌だなぁと思い、
私は意地でもペンでプレイする道を選びましたが、
はっきり言って苦難の道程です。

まずそもそも持っていたペンは吸着性の高いゴムで
タッチは優れているけども、スライドやらの縦・横の移動がてんで駄目で、
全く満足にシアトリズムをプレイできませんでした。

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最初に使っていたペン。シアトリズムには全く不向きでプレイできるレベルではない。

で、これは新しいペンを用意するしかないと考え、
手書きアプリ用のペンを片っ端から検索。

欲しいのは”滑りが圧倒的に良いペン”、ただそれだけ。

いくつか候補を選び、
最終的に選んだのがこの「Su-Pen P170M-CLB

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購入時のお値段2,980円也。
これだけで楽曲の基本パックが何個も買えるという(泣)

そして実際に使ってみましたが、
確かに滑りはよく、なんとかプレイできるようになりました

ただ購入してみて感じたのが、

  • ペンにしては重みがある
  • 先が太いのでスライドで失敗することがたまにある
  • 激しくペン先を動かすので耐久性に難あり

といった欠点ですね。

理想のペンとしては、持つ部分は今所有しているペンの太さで
先が細くて軽く、そして滑りが同等、なおかつ耐久性もあるペンという、
なんとも悩ましい結論に至りました。

ですが、これと同等の能力以上のペンを求めるとなると
これまた同等以上の値段のペンを買う羽目になるので
今はこれで妥協しているといった感じです。

とまぁ、こんな感じで、
とりあえずの妥協点を探ってプレイできるようになるまで
なかなかな紆余曲折がありました。

ちなみにわたくし管理人はペンでプレイしていますが、
副管理人(彼もiPad3でプレイ中)は
包帯指サックを作ってプレイするという
なかなかアイデア賞な代物を作成している模様。

しかしこれもすぐ破れてしまい、耐久性に難ありだそうな。

うーん、次はグローブとか試してみるか…
といったところです、トホホ。

処理落ちは困るよ処理落ちは…

もう1点プレイしていてストレスを感じる点として、
処理落ちが挙げられます。

ずっと処理落ちをしている訳ではないのですが、
FMSでチョコボとキャラクターが入れ替わる時や、
BMSでボス出現時・撃破時など
よく譜面が一瞬カクカクッと流れてきます。

背景のグラフィックの処理で
負担がかかっているのかは定かではありませんが、
当然プレイしていて心地いいものではありません。

iPad3でプレイしていても処理落ちをするので、
これはiPhone5でも当然考えられることです。

ましてやiPhone4SやiPhone4の過去機種となると、
かなりプレイ自体が厳しいんじゃないかと。

音ゲーなのですから、グラフィックを劣化させてでも、
快適なプレイを第一に考えて欲しかったと強く思います。

また、長時間プレイしていると
先述した処理落ちが激しくなってきますので、
その時は一旦シアトリズムのアプリ自体を終了させてから
再度遊びはじめた方が気持ちよくプレイできますね

オススメしたい人

以上、長所・短所満遍なく触れてきましたが、
ではiOS版シアトリズムをオススメできる人とは、
一体どのような人なのでしょうか?

まず操作性の観点から言えば、
iOS搭載の現行機種を所持している人でないと
プレイそのものが厳しい
でしょう。

この記事を書いている時点であれば、
スマートフォンならiPhone5、タブレット端末ならiPad3以上を
所持している人といったところでしょうか。

実際の入力面・操作性に関しては、
「初期状態に入ってる無料のものをダウンロードして体験してみて下さい」
としか言い様がありません。

私は指でのプレイは厳しいと感じましたが、
人によっては、よくペンでプレイできるな、
と思うかもしれません。

それぐらい操作性は人によって変わると思います。

スマートフォンとタブレット端末じゃ
そもそも画面の大きさなども変わってきますからね。

ではこれらのハード面の問題をクリア出来たと仮定し、
これまでの話を総括してiOS版シアトリズムを
オススメできる人を挙げると、

  • やりたい曲がiOS版シアトリズムにしかない人
  • 3DSを持っておらず、手元にiOS搭載機器しかない人
  • FF8の楽曲やゲームの内容に好印象な人
  • ガンガン自分の楽譜を作成してアップロードしたい人

以上の4種類に絞られるかと思われます。

基本的なスタンスとしては、当たり前かと思いますが、
やりたい曲だけ購入するパターンがオススメです。

大幅に譜面や楽曲収録位置が変わっているものは
そこまで多くは無いですからね。

総評

もし3DSとiOS搭載機器両方を持っていて
どっちでシアトリズムを始めようか悩んでいるなら
私としては3DSで始めることをオススメします。

操作性が断然違いますし、
譜面が一度に見える範囲も3DSの方が若干広いです。

3DS版の詳しい内容につきましては、
手前味噌ではありますが以下の記事をご参照下さい。

・シアトリズムファイナルファンタジー(3DS版)の感想・レビュー
http://oretekigame.com/3ds/theatrhythmff/

基本的にiOS版は、3DSを持っていない人や、
すでに3DS版をプレイしたことがあるけどこの曲はやってみたい、
という場合に手を出す程度
でいいかなと。

個人的には、処理落ちや操作性といった、
諸々の問題を完全にクリアしてから
配信を開始して欲しかったかなと思います。

ただアップデートなどが3DSと比べると容易なiOS版ですので、
今後の進展があるのであれば、それは十分に期待したいところです。

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2012年12月29日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:iOS

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