スーパーロボット大戦Kの感想・レビュー
DS用ソフト、スーパーロボット大戦Kの感想とレビューです。
スパロボシリーズの中でもクソゲーとして有名ですね。
概要
ロボットアニメから様々な作品が参戦し、
パラレルワールドで戦いを繰り広げるスパロボの携帯機作品です。
DSでのスパロボはWに次いで2作目、前作Wはかなりいい出来と評判でしたが・・・。
スパロボKは比較的珍しい作品が参戦しているのが特徴で、
新規参戦作品も多々あり、
- 『蒼穹のファフナー』
- 『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』
- 『鋼鉄神ジーグ』
- 『ガン×ソード』
- 『機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-』
- 『機獣創世紀ゾイドジェネシス』
の6作品です。
特にゾイドは参戦は無理と言われていた作品なので、
この参戦には驚いた人も多いでしょう。
システムとしては基本的にいつも通りのスパロボで、
特殊なのは2機一組で組むパートナーシステムぐらいです。
評判通りのクソゲーで間違いないとプレイした人は誰もが思う作品でしょう。
とにかく主人公のひどさが目立つ
上記の通り珍しい作品群なので興味を惹かれて買った人もいるでしょうが、
そこに待ち受けているのは歴代最悪と言われる主人公です。
とにかく言ってることが支離滅裂、自分勝手な割に人の事は悪く言う、
「そんな挑発に乗るか」と言った矢先に敵に突っ込むなど。
詳しくは「ミストさん」で検索すれば分かります。
ネタに昇華しないと笑えないレベルの酷さが。
主人公なので最初から最後まで嫌でもストーリーに出てきます。
幾ら珍しい参戦作品群でも
主人公がこんなのでは面白いストーリーになるわけがありません。
システムも面白みに欠ける
パートナーシステムを採用しているものの、単騎出撃でのコンボ(2機以上並んでる敵に連続攻撃をしかける)の方が強力であまり使わなかったり。
せっかくの新規参戦でかつKでのみ参戦しているゾイドも、
宇宙ステージが終盤増えることもあり活躍の機会も少なめ。
シナリオがダメなら、と思ってそれ以外を楽しもうと思っても
中々楽しめない素敵仕様です。
特にゾイドなどはα外伝のような
地上メインのストーリーに出ていればと思わずにはいられません。
そっちの方がクロスオーバー的な意味でも絶対にいい作品になりそうですし。
とにかく良かったと思える箇所の無いスパロボです。
オススメしたい人
余りの酷さに現在は値段も当然安いですし、ネタでよく使われる本物のミストさんを体感したい人は遊んでみるといいかも知れません。
当然ながら普通にゲームとして酷い出来で、
オススメ出来るゲームではないのであくまで自己責任で。
私は当時その評判を知らないまま、
ファフナーとゾイドにつられて購入したんですが、
手元に置いておきたい理由が一つも見つからなかった為売り払いました。
総評
よくネタにされて勘違いしている人も居るかも知れませんが、
Kは本当にゲームとしても酷い出来でスパロボ史上最悪の作品だと思います。
ネタにでもしなければ怒りが晴れる事はないので、ネタにされているんでしょう。
これをやると携帯機のスパロボに不信感を覚える程。
そんな地雷を踏んでしまった人はせっかくなので
ミストさんネタで笑い飛ばすといいでしょう。
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2012年7月22日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:DS
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